和裁の心得 中沢和裁師範学舎
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きものの流れ
神の時代から
  帰化人ときもの
  奈良時代のこと
  きものの成立
  下着の表衣化
小袖の成立
  花柳界の折目正しさ
  大正、戦争前のこと
  戦後のこと
  帯のこと
  日本一の丸帯屋のこと

きものの流れ
 
プロローグ

神の時代から
我が国には「神代」と云う時代があります。これは明治の教育がでっち上げた一つの物語であるという学者もいますし、「古事記」も信憑性を疑われています。・・・

帰化人ときもの
応神天皇の時代(281年から312年の間天皇位<日本書紀>)になると、朝鮮半島から帰化人がどんどん入ってくる。どうして多くの帰化人が入ったのか。大陸では中国が皇帝制を広めて、自分の国を広げていた。・・・

奈良時代のこと
聖徳太子が亡くなられてから90年経った710年になると、都は平城に移されます。いわゆる奈良時代と我々が呼ぶ時代です。・・・

きものの成立
奈良の都が出来まして85年の歴史が過ぎると、都は京都へ移ります。桓武天皇の時代、延暦13年(794)11月に奈良から京都へ都を移された。・・・

下着の表衣化−小袖の成立
さて、室町時代の中期になりますと、御存知の通り大乱が起ります。京の町の今で云えば山名町に山名宗全が本陣をかまえ、東に細川勝元が陣をかまえて争いを起したわけです。・・・
  花柳界の折目正しさ
花柳界というものがありました。花柳界の女性ほど折目正しい衣服をしていた人たちはないですね。ついこの間まで、私は花柳界の人達の仕事をしていたからわかる。・・・

大正、戦争前のこと
その頃は女店員も男の店員も全部きものです。男のきもの姿で一番スタイルの良かったのは、株屋の番頭。その次は三越の店員で、第三番目は横浜の商館番頭の和服スタイルです。・・・

戦後のこと
この様にして色々変りました。
いよいよ戦争に突入。物の節約、食物もなくなる。着る物も制限される。戦争が激しくなると、みんなモンペ姿になってしまう。それで終戦を迎えます。・・・

帯のこと
きものと密接な関係のある帯について話してみたいと思います。帯の元祖だと云われているのは倭文機帯です。巾が一寸前後、長さが六〜七尺ほどで、これを回して結んでいたわけです。・・・

日本一の丸帯屋のこと
昭和2年頃、私は日本一の丸帯屋さんに会いました。奥さんの里が丸帯を作る機屋さんだった人で、東京へ来てお屋敷専門の訪問販売を始めた人です。・・・
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