諸事情により、お仕立て・お直し料金を改訂させていただきます。
誠に勝手ながら、6月1日受付分より、表記の料金で承ります。
先日、布地の幅が狭いために裄が希望寸法に出来ない男物の長襦袢・着物・羽織を仕立てることになりました。最近の若い方は、身体が細く手と足が長い傾向にあります。そんな時に使うのが「ハギ(足し布)を入れる」という技術です。昔の着物を自分用の寸法に直す時につかうのも、この技術です。
昔からある技術ですが、どの位置に入れるかは基本的にほぼ決まっています。その位置を決めた先達の巧みさには頭が下がります。
募集を一時停止していました「習い事和裁コース」の生徒募集を再開しました。
停止期間中にご迷惑をおかけしましたが、お気軽にお問い合わせください。
ただ今、「習い事和裁コース」は希望者多数のために、3ヶ月程生徒募集を停止いたします。募集再開の際には改めてお知らせいたします。なお、土曜日と「職業和裁コース」の生徒は通常通り募集しています。
一時停止しておりました「習い事和裁コース」の生徒募集を再開いたします。
なお、土曜日の「習い事和裁コース」と「職業和裁コース」の生徒も通常通り募集しております。
2021年4月1日の東京新聞朝刊の投稿欄「あけくれ」に、心温まる一文が掲載されていました。
50年前にお母様から譲り受けたままの着物を解いて、ジャケットに作り替えた、という方の投稿です。
『・・・しつけ糸を取る。トン・トン・ツーの糸目のリズムが小気味よい。美しい縫い目には、しばしば手が止まる。要所、要所の止メの強固さに舌を巻く。裾まわしの色使いといい、どの行程一つをとっても、心憎いばかりの気配りが感じ取れる。縫った人の息づかいまでもが、伝わってくるよう だ。・・・』
そして、そのジャケットを着てお母様の墓参に行かれるとのこと、『許してください。母上。』で結ばれていました。
亡きお母様への思いと、長いこと大事に仕舞ってあった着物に対する思い、解く前の心やさしい細やかな観察力が伝わってきます。
つい先日の事ですが、一度も袖を通すことなく仕舞ったままの小紋を、お孫さんの七歳の祝着に作り替えたい、という方がいらっしゃいました。肩揚げをして可愛く仕立て上がった着物をご覧になり、『万感の思いです!』と言ってくださいました。
私たちの仕立てた着物は一度解くと、その役目を終わります。でも、洗い張りをしたりして反物の状態に戻り、また着物や羽織、他の方の役に立つこともあります。思い出の着物を美しく甦るように仕立てる、という役目もまた待っています。その時には、『縫った人の息づかいまでもが、伝わってくる』ような評価がもらえたら、うれしいですね。
新型コロナウィルス感染拡大防止のための「緊急事態宣言」発令に伴い、中沢和裁師範学舎は下記の通り、お休みを延長いたします。
1月12日(火)~2月7日(日)
この間のお問い合わせ等は、メール・FAXにて承ります。
先日、「きものでお出かけ」という教室の企画で、先輩たちと一緒にお出かけしました。
【お江戸新宿 紺屋めぐり】は、新宿区落合周辺の工房を見学する催事です。
伝統を守る職人さんたちが、細かく几帳面にお品物を作成しているのが、見ていて素晴らしかったです。
それに、着物を着ての参加なので、凄くワクワクしました。草履は履き慣れないと痛いと聞いていたけれど、素晴らしい、珍しい、どんどん見てみたいという気持ちが勝って、痛みは感じず、凄く楽しめた一日でした。
入学金不要!!4〜5ヶ月で自分で縫って着るゆかたコース
針の持ち方、運針から始め、来夏のゆかた完成を目指すコースを2021年1月から新設いたします。(宿題あり)
和裁未経験の方でも、ご自分の身体に馴染むゆかたを仕立てることができ、【着付けコース】の講習1回分サービス付きです。
着心地の良いゆかたをご自分で着てお出かけしてみませんか。
併せて、着付けだけのコースも生徒を募集します。
ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。
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【ゆかたコース】 入学金不要1回2時間5,300円(税込)
【着付けコース 】 入学金不要1回2時間3,800円(税込)
「緊急事態宣言の延長決定」に伴い、中沢和裁師範学舎は下記の予定でお休みを延長いたします。
5月10日(月)~5月31日(月)
この間のお問い合わせ等は、メール・FAX・電話で承ります。