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教室だより

  • 雛の節句

    2022.02.28

    雛の節句は桃の節句ともいい、1月7日の人日の節句・5月5日の端午の節句・7月7日の七夕の節句・9月9日の重陽の節句の五節句のひとつ。その雛祭り(ひなまつり)は、日本において女の子の健やかな成長を祈る年中行事です。男雛・女雛とも平安貴族の衣装であった「束帯」「十二単」の雅なお姿です。

     

    中沢和裁師範学舎の初代は、本業の傍ら技術研究のための古代衣装の収集に励んでいました。その中に東伏見宮周子(かねこ)殿下が大正天皇御大典(1915年)の際にお召しになった「十二単」がありました。これらを解体して裁断・縫製技術を解明。その中でも「五衣(いつつぎぬ」は現代の「本比翼」「単衣本重ね」「単衣一つ身重ね」の仕立ての源流であること、また、「大腰袴(おおごしばかま)」においては「ねじり付け」による「まち付け」の難しさ、さらには袴の地質が博多織である上に、「4枚の束縫い」であるために最高の裁縫技術が要求されることなどを発見。長年研鑽を積んだ身でありながらも、当時の職人の高度な技術力には、感嘆のため息をついたそうです。

     

    その後、解明した技術をもとに初代自ら「束帯」「十二単」の縫製技術の講習会を全国で行い、その作品(二分の一寸法)は各地に残されているようです。うち二組が中沢和裁師範学舎に大切に保存され、一組が常時飾られています。

     

     

     

     

     

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